記憶に残る9/13

この一週間は、ほんとに楽しかった。
TV映像を何度も観て、同じシーンで腕を突き上げ、同じシーンで手に汗握り、
久しぶりに凱歌を歌えたスタジアムの熱狂を思い出していた。

いや～、いい一週間でした。


9月13日(日)
J1第25節　vsモンテディオ山形　15:00kickoff　＠埼玉スタジアム2〇〇2

浦和　4-1　山形
得点者：[浦]エスクデロ、ポンテ、細貝、O.G.
　　　　　[山]古橋


リーグ7連敗から、やっと脱出！
久しぶりに埼スタで、勝利！
そして、達也出場！


この2ヵ月の重い空気が、一気に吹き飛ばされた。


内容は、いいところも悪いところもハッキリ出ていて、
決して快勝というものじゃなかったけど、
それでも、ボールへの早い寄せや小気味よいパス、そして何よりゴールへ何人も迫る光景には、
久しぶりにわくわくドキドキした。

失点シーンはいただけないけど。守備の不安定さは、なかなか解消するのは難しいのかも。


でも、そういう不安要素も克服できそうな前向きな気持ちにしてくれるのは
やっぱり勝ち点3の重み。

「勝つ」って大変だわぁ…。



勝利とおなじぐらい、いや実はそれ以上に体温上昇したのは
達也の出場！

アップの時、元気に楽しそうに鳥かごしている様子には、ちょっと泣きそうになった。
交代でタッチラインに近づいたときスタジアムに起こった拍手にも、改めて達也への期待感の大きさを知ったし。
そして、入って最初のボールタッチでゴールに向かって反転、突破しようとして得たFKから
4点目が入った！
梅崎のキックも闘莉王の胸トラップも、総てがうまくはまったゴールだったけれど
ワタシ的には、何より達也のプレイからあっという間に入った1点ということが、やっぱり衝撃的。
この人のプレイ、ボールさばき、スピード、ゴールへの気持ちが
ピッチで光ることの、このどきどきする感覚。

この日は後半85分からの投入で、ロスタイム含めて8分程度の出場だったけれど
その短い時間で、充分に存在感を見せつけてくれた！

もう怪我などしないで、今季の残り試合を少しでも多く出場して、ピッチで走る姿を見せてほしい。
そして願わくば、一つでも多くGOALを。



勝った喜びを満喫した一週間。

さて、今日は19時から、第26節　vs川崎フロンターレ。

リーグ2位の、多分今Jで最も攻撃的なチーム。
そこに、どこまでできるか。
今の浦和はチャレンジャーだから。
もちろん勝ってほしいけれど、内容でも負けない試合ができればいいなぁ。
前節の勝利が、ただの「運」になってしまいませんように。




※
そしてこの日、レディースもユースも勝利して、トップ含めてみーんな勝った！
ハーフタイムにオーロラビジョンに2試合の結果が表示され、よーしトップも！という気持ちになったのだ。

・浦和レッズレディース　1-0　東京電力女子サッカー部マリーゼ戦　[なでしこリーグ第16節→勝ち点41に伸ばし首位キープ]
・浦和レッズユース　1-0　静岡学園高校　[高円宮杯1次ラウンド第2戦→決勝トーナメント進出決定]


さらに※
山形サポーター、素晴らしかったです。
人数も、埼スタのアウェーチームとしては断トツ多かったし、
最後まで全体がまとまって、声がすごく大きくて気持ちがこもった応援ぶり。一体感。青がきれいだった～。
その声を聴いて、こちらも負けてられないという気持ちになったのはホント。
ここのところの浦和の応援も、（負けても）支えてるぞという気持ちの感じられるものになっているけれど
この日は、それがさらに増していたような。
どうだ、これぞ浦和だぞ～みたいな（笑）。

相手の応援をこんなに気持ち良く聴くことって、あんまり無いよね。
川崎の応援も好きなんだけど、それと同じぐらい、また観たいチームになりました。

そういえば、この試合では両チームともイエローが1枚無し。

なんだか「フェア」な空気の日。それも気持ちよかったこと。

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