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1/22 SPANK PAGE@渋谷LUSH [演劇・音楽・アート・パフォーマンス]

“BeatHappening! vol.108 ”
1/22(木) @渋谷LUSH 19:00~(SPANK PAGEは20:35~)  

SPANK PAGEの今年最初のライヴでした。

setlist:
1. 最新曲
2. Rain song
3. folk
4. 午前4時のレイン
5. 不器用な情景
6. 呼吸


「folk」はやっぱりよいな~。
大きなインパクトという感じではないけれど、
何度聴いてもいいと思える曲です。
あの♪ッチャッチャ♪というギターが心地よいのですわ。

あ、この日は、8割方山下さんに注意が行ってました。
もちろん仲手川さんの声と歌い方は気になるんだけど。
上手の山下さんの前に陣取ってしまったせいで、緊張度も分かってしまったり(^^;
(今日は調子が悪いのかなぁと思っていたら、どうやら相当緊張されていたようです)。

それでもやっぱり歌いあげる「RainSong」とか「呼吸」とかの高ぶりは、陶酔しますね~。
最初にやった曲は、これから聴くたびにじわじわきそうな予感がするし。
(と言っても彼らは、1回きりの“新曲”が多いそうです。お蔵入りしちゃってるらしい。もったいないな~)

次に聴くまで間が空きそうだけど、この前日に発売された『不器用な情景/呼吸』を聴いて紛らすとしましょう。
(ちなみに、これは両A面シングルで300円。TSUTAYA限定販売です。と、宣伝。笑)


今年最初のSPANK PAGEということのほかに、この日はもう一つ嬉しいことが。
彼らをずっと応援している方と一緒に聴くことができました。
初対面だけど、共通項がいくつか有って、
なのでとても楽しくおしゃべりできて。
SPANK PAGEへの熱い想いも聴けて、だいぶ刺激を受けた感(笑)。

一人で聴くのもいいけれど(基本的にこのスタイル)、
そのアーティストを好きな人と並んで一緒に聴くのは、また格別ですね。
聴いている間は一言も交わさなかったけどね。


次の願いは、早く彼らの新しいアルバムが出ないかなぁということです。



1/27の深夜、スペースシャワーTVの「六本木クラブサーモン」という番組に
SPANK PAGEが出演しました。
短い時間だったけれど、メンバーが並んで座っているところを初めて見た(笑)。
番組の中で絶賛されていて、それが嬉しかったですね。
スタジオで「呼吸」をやってくれたんですが、仲手川さんの顔がアップになるとドキドキしちゃった。
山下さんがkeyboardに向かっているところを正面から見る機会は普通は無いので、そこは凝視してしまったり(笑)。

今年の春にメジャーデビューが決まっているようなので、
これからこういうメディアへ出ることも増えていくかもしれません。
どこかで見かけたり耳にしたりということがあったら、よろしくお願いします♪


spankpage-cd03.jpg
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2008年の記録【ライヴ編】 [演劇・音楽・アート・パフォーマンス]

観劇が減った一因はここにもあり。

何年分かを一度に行った気分。

これは古い順。だらだら長いだけです(笑)。


こんな感じで聴いてきた一年でした。


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2008年の記録【観劇編】 [演劇・音楽・アート・パフォーマンス]

今年の記録【観劇編】です。

(直近のものが一番上になっています)

PCの方はこちらでも見られます(来年の予定なども)→観劇記録 http://www005.upp.so-net.ne.jp/kazenohukuhiwa/theater/theaterlist-new.htm

こんな感じで観てきた一年でした。


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12/11 SPANK PAGE@下北沢clubQue [演劇・音楽・アート・パフォーマンス]

SPANK PAGE企画ライヴ「CIRCUS vol.9」
12/11(木) @下北沢clubQue

ツーマンということで、1時間ぐらい。初めてたっぷりとSPANK PAGE。

~SetList~

 -SE- by k.yamashita
1.rain song
2.link
3.Folk
4.午前4時のレイン
5.september
6.「M」
7.丘を越え海を越え
8.不器用な情景
9.31eyes
10.呼吸

encore.canvas

「Folk」のあのノリ、好きだな。
軽くリズムを刻む山下さんの感じとか、そこに入ってくる仲手川さんの声とか。
「rain song」が最初だったのが、もろツボ。
「ECHO CITY」から「31eyes」という渋い選曲も。
アンコールの「canvas」も好きなので、ラストに聴けて嬉し。

かなり“ROCK”だった。
キャラメルで「You and Me」しか知らない人が聴いたら、別のバンドかと思うかもしれないぐらい。
毎回こういう要素はあるのだけれど、それがハッキリ見えた。
そういえば、前回も結構“ROCK”だったような。
ぐいぐいと突き上げられるようなテンションの高まりに
KeyとGuitarの叩きとウネりが加わって、パワフル。
なのに歌は切なげでひしひしと。

今回、私は山下さんのGuitarがかなり好きだということに気づいた。
色々音は変わるけれど、底にある想い、軸は変わらず。
熱く叫ぶ。尚且つどこかしっかりと見つめる目。
ハードなフレーズを放つGuitar本体には可愛い木が2本、描いてあったりして。

聴いていて、そのリズムの渦に浮かんでいるような
こういうのをグルーヴと言っていいのかな?使い方間違ってるかな。
DrumsとBassのタイトな渦に巻き込まれるのが快感。

仲手川さんの言う「半径30cmの距離は保ちたい」という言葉も、
そして「でもそこを越えて、届けたい」という言葉も、
何だかすごく分かるような気がする。
その複雑な距離感覚。
それが、SPANK PAGEの世界なんじゃないかと思う。
そこに惹かれるのかな。

静かな激しい熱さ。緊張。拒絶と思慕。切実な孤独にとどまろうとする。満月。


1/21に「呼吸」「不器用な情景」2曲入りCD発売。
TSUTAYAで買えるそうな。
でも、私は多分1/22のLUSHで手に入れることになるだろうな。

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12/10 OCEANLANE@渋谷O-EAST [演劇・音楽・アート・パフォーマンス]

「Look Inside The Mirror」 リリースTourファイナル。
12/10(水) @渋谷O-EAST 19:00~

初めて大きいステージで見る聴くOCEANLANE。
思ったよりも混んでいなくて、体を動かすにはちょうどいい混み具合。
待ってたよ~という感じのフロアに、
お待たせ!とばかりに登場。
早速スタート!

がんがん、アンコールまで入れての2時間。ほとんどMC無しで突っ走る。
新しいのも以前のも。
リリースツアーというより、今までのOCEANLANE集大成のような曲目。嬉しい限り!
あ~この疾走感だよねぇ。
ちょっと渋めのナンバーでも、速度を緩めてる感じはないのよねぇ。
この日は左端だった堀越さんがハモると、なぜかワクワクしてしまう。

~SetList~
1.Light Up My Soul
2.Ride The Wave
3.Here It Comes
4.Isn't She Lovely
5.Million
6.Fighter Pilot
7.Everlasting Scene
8.Look Inside The Mirror
9.The Sun
10.Ships and Stars
11.Smooth Operator
12.Last Call
13.Englishman In NY
14.Standing On My Side(CROSSROADより)
15.Shine On Me(CROSSROADより)
16.So Alone
17.Get Back
18.Walk Along

-EN1-
19.I May Be
20.Falling In Love With TV Stars
21.Sign

-EN2-
22.Take Me Home


「Shine On Me」はかなりカッコよくて、気持ち良い!クライマックス~という感じ。
Hajimeの歌う「Isn't She Lovely」が好きなのだ。

「Ships and Stars」や「Sign」は、やっぱり体温上昇度が少し違う。
キャラメルのシーンがどうしてもよみがえってしまうので。
よくもあの場面でこの曲が、と聴くたびに思ってしまう。

OCEANLANEは、私にとっては、なんというかザワザワ感。
聴いていると、心のどこかが波立って、
ここに居てはいけないんじゃないかという気持ちにさせられる。
そういう切迫感と、そこからはじけ出るような瞬発力、パワー。

2時間一気に走り抜いて、もう体中をOCEANの音でいっぱいにして帰ってきた。

来年1/7発売のNewAlbum「CROSSROAD」、早く聴きたい。


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11/28 LIPNITZ@月見ル君想フ [演劇・音楽・アート・パフォーマンス]

***だいぶ記事をため込んでしまいました。
文とも言えない下書きがわんさか。
慌てて書いて、慌ててアップします(^^;***


~Coming Around~ LIPNITZワンマン
11/28(金)  @青山月見ル君想フ  19:00~

ワンマンということで、たっぷりと聴けるのが楽しみで出かけた。
前から行きたかったライヴハウスなので、それも嬉しい。

ステージには、大きな月。
それがスクリーンにもなって、
抽象的な映像が流される。
どこか違う世界にいるような感覚。

少し遅れて、まだかまだかと待っているところへ、3人登場。
考える間もなく、ずいっとLIPNITZの世界に。


~SetList~
1.遥かな記憶(Instrumental)
2.クロノス
3.輪郭
4.silence
5.未来の花
6.うす紅
7.メリーゴーランド
8.秋桜風
9.流星train
10.P3L5
11.melon
12.手をつなごう
13.瞬き
14.MIND COASTER
15.fake soul free
16.BLUE

AC1.手のひら
AC2.ひとつ
AC3.君の左手と


19曲もやったんだなぁ。
一気にどんどん進むから、意識していなかったけれど。
新しいアルバムからの曲もあり、少しずつきっと違ってきているのだろうけれど
どれもLIPNITZ色で(当たり前だけど)、
目を閉じて、体を旋律と歌声に任せて聴いていた。

後ろの方だったので、私の前に背の高い人などもいて
なかなかステージ上をストレートに見るというわけにはいかなかったけれど
何故かここぞという時には前がぽっかり空いて、三村さんの顔が見える。
遠目にも、歌っている表情が見える。
IKUさんが体ごと奏でている様子も。

聴きながら「不条理」という言葉が浮かんできた。
生きていることの不条理。
恋を歌っていても、そこに生きるための宿命のようなものが見えてくる。
考え過ぎかな。
でも、そういう痛さを感じてしまう。
矛盾するような言葉を並べて、切ない旋律に乗せて、
叫ぶような楽器の音とともに、もの哀しい(甘い、という言い方もあるのかな)三村さんの声が響く。
まさしくLIPNITZの世界に浸る。

三村さんのピアノには心が掻き乱される。


アンコール曲は、少しテイストが違って優しい感じの曲。
暖かい。これもまた新鮮。

新発売のアルバムを買って、不思議な体温のまま帰ってきた。
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11/21 秋の夜長のサンタナイト@横浜Hey-JOE [演劇・音楽・アート・パフォーマンス]

「秋の夜長のサンタナイト」と題された、
清水一雄さんとそのお仲間たちのゴキゲンな(死語?笑)ライヴに行ってきました。

11/21(金) 19:30~ @横浜Hey-JOE

出演:
久保田陽子/多田直人(Vo)
清水一雄(gt)
吉川哲也(key)
田中豊雪(b)
山村牧人(dr)
萱谷 亮一(perc)
佐藤唯史(perc)

清水さんの生演奏を聴くのは、キャラロック以来。もうワクワク。
ちなみに「サンタナイト」は、
「サンタ・ナイト」ではなく
「サンタナ・ナイト」すなわち、サンタナをばんばんやっちゃおう、ラテンでやっちゃおう!というものでありました。
そして、キャラメルが誇るシンガー・ソングライター(?)多田くんがヴォーカルで参加。おお!

今思い出してもウキウキしてくるような、元気でノリノリの凄いライヴでした。

内容など詳しく丁寧に書ければいいんですが、
翌日mixiとcaramellandに書いたものの転載でご容赦ください(手抜きじゃないよ)。
後は他の方の記事を読んでね。


***

最後までいられなかったのが返す返すも残念…
アンコール1曲めまででタイムリミット[あせあせ(飛び散る汗)]
横浜で、平日の19:30開演(しかも当然押す)、休憩あり、もちろんアンコールも、じゃ仕方ないか。
Hey-JOEで終演後ゆっくりするなんて多分不可能(笑)。


でもでも!!楽しかった~~!!
サンタナ!!メキシコ?!(笑)


目の前でカズオス(清水一雄さんね)のフィンガーワークを見られたし(超早弾き~[るんるん][るんるん][るんるん])、
エフェクターのペダル踏んでるおみ足とか、
ウィーンてギターと一緒にお顔も唸ってるところとか、
たーっぷり堪能させていただきましたっ!!

ほんと、こんな近くで聴いちゃって!!
ギターがキュイーンてなると、ワタクシもキュイーンでした………


そして、聴きたかったベロカミーノ・タナカ、いや田中豊雪さんっ!!
The SQUARE(T-SQUAREにあらず)大好きだったワタクシとしては、
カズオスの次に(失礼)注目。
あ~腹に響くビンビンバシバシなBass。
でもなんで田中さんだけソロ回しが無かったんだろ~~待ってたのに~~
(さらにショックだったのは、田中さん、私よりお若い……がーん)。


ジャクスン、じゃない多田くんは、歌ってるとSingerに見えるね~。かっこよくてちょいセクシー(笑)。
ろーどくが素敵過ぎて爆笑[黒ハート]
(後ろでニヤニヤが止まらない田中さんがツボ)
もっとRockしてるところも聴きたいどすなぁ。

1部の途中から立ちたくなってたので、
2部で久保田陽子さんが煽ってくれたのは嬉しかったわ~。
あのままラストまで…はさすがにないか(笑)。

タンジョビーノ・カヤタニさん、お誕生日おめでとうございま~す!Jr.かわいかった~[るんるん]

***

かなり壊れ気味ですが、聴いた直後は大体こんな感じなんで(笑)。

カズオスとは、清水さんのこの夜だけのお名前(笑)「カズオス・ディ・シミーズ」
ラテン系にしようと、メンバーそれぞれに命名されたそうだ。
ただし、多田くんだけは「マイケル・タダ・ジャクスン」。ラテンじゃない(笑)。
2部の最初、「Moby Dick」は、『極楽トンボの終わらない明日』で使われた曲。
サントラが出ていないだけに、貴重な生演奏。うーん、ちゃんとした録音で聴きたくなりますな。


清水さんは第二弾もやる!とおっしゃっているので
またこんなナイスな夜を過ごせるときを、楽しみに楽しみに待っています!!


Set List

------1部-------
1.Carnaval
2.Let The Children Play
3.Jugando
4.ベースソロ
5.Dance Sister Dance
朗読のコーナー1
6.哀愁のボレロ
7.Jingo
------2部-------
1.Moby Dick
2.All I Ever Wanted
3.Well All Right
4.Open Invitation
5.She's Not There
6.Soul Sacrifice
朗読のコーナー2
7.哀愁のヨーロッパ
------アンコール-------
1.Black Magic Woman/Gypsy Queen
2.Oye Como Va

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11/13 SPANK PAGE@下北沢CLUB251 [演劇・音楽・アート・パフォーマンス]

11/13(木) @下北沢CLUB251 19:00~

余談だけれど、251はツーファイブワンと読むそうだ。
15周年記念月間だそうで、
そのひとつとしてのこの日は
Responseというバンドの企画だった。

(ただし、Responseがどういうバンドなのか、この日は早く帰ってきてしまったので
分からなかった。ごめんなさい(^^;)


約2か月ぶりのSPANK PAGE。
ほとんどが新曲(CDに入っていない)の中で、1曲目が「Rain Song」だったのが、すごく嬉しかった。
この曲は、ちょっとスケール感が違うのだ。
昼の雨を体いっぱいに受けて、歩いているのか立っているのか、
とにかく空全体を受け止めているような感覚がある。
初めて聴いたときから記憶に残っているもんね。

次の「Link」は前回も聴いたはず。これも記憶に残るし、好きだ。

30分ぐらいだと思ったけれど
びっしり演奏してくれて、でも結構MCもあって、楽しかった。
いつもよりフレンドリーなMCだったし(笑)。
仲手川さん、機嫌よかったのかな。

そして、最後はやっぱりコレ「呼吸」。
今のところ、これが一番歌いたい歌、なんだろうか。
イントロからぞくぞくしてくる。


この日は、ギターがすごくよく聴こえてきて、きれいな音だなと思った。
歪ませていても、きれい。クリアに聴こえる。
語ってる~。


もしかしたら毎回言っているかもしれないけれど
やっぱり好きだ~~。

次のライヴはSPANK PAGE presentsの「CIRCUS vol.9」
12月11日(木)下北沢CLUB QUEにて19:00~
1時間ぐらいやってくれるというので、即チケット買い。
(後で気がついたんだけど、前日はOCEANLANE。ライヴライヴ~~♪)
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10/25 プンダリーカライブ@経王寺 [演劇・音楽・アート・パフォーマンス]

Fリーグ第8節の大一番を観ずに向かった先は
牛込のお寺、経王寺でした。
ここで、朗読のイベントがあるというお知らせをいただいたので。

経王寺というお寺については
以前書きましたが(http://bythewindow.blog.so-net.ne.jp/2007-05-26)、
その雰囲気はやはりとても良くて
慣れない者でもあわてさせたりせずに、招き入れてくれました。
ご住職のお声は、やはり素敵です♪


この日は、童話の朗読。
安房直子さんの作品「だれも知らない時間」。

出演者は
和太鼓演奏: A めれんge 荒井知恵 仁村真佐宏
朗読:近江竹生 北原久仁香

最初にまず和太鼓演奏。
パンフによると、セレモニー/乱打ち/一番囃子/二番打。
勇壮に、躍動感あふれ、そして楽しそう。
少しでも気を抜いたり集中を欠いたりすれば、すぐに合わなくなって、だいなしになってしまう。
その緊張感と、合わせていくなかでだんだん高揚していく気持ち。
打ちながら、素早く位置を変えたり入れ替わったり。掛け声も勇ましく。
かっこいいな~と見入ってしまった。
A めれんgeさんと荒井さんが女性ということで、力で仁村さんと差が出たりするのかなと思ったけれど
お二人ともすごく力強くて気力充実という感じで、
目を閉じて聴いたら、たくましい男性が叩いているんだときっと思っただろうな。


次に朗読。
近江さんと北原さんが登場。
仁村さんは、効果音?で(というか話の重要な要素として)、太鼓の前に。

何百年も生きた亀。
もう生きるのに疲れていて、でもまだ寿命は100年残っている。

一方、漁師の良太は、毎日忙しくて破れた網をつくろう暇もないほど。

嘆く良太に、亀は自分の時間をやろうと言う。
毎日夜中の12時になったら、良太にだけもう1時間増える。
周りの人たち時間はすべて止まっている。

大喜びで亀の申し出を受け入れ、
その日から良太は自分だけの時間を楽しむようになった。
網もつくろい、太鼓を買ってきて、村の祭りで叩くための稽古も思う存分できるようになった。

その夜も良太が太鼓の稽古をしていると、戸を叩く音がする。
他の人たちの時間は止まっているはずなのにといぶかりながら戸を開けてみると
そこに立っているのは、さち子だった…。





北原さんの、巧みな声に聴きほれる。

幼い女の子の声と、地の文を読む声と
一瞬にして切り替わる。
その緊張感にはっとする。
母を呼ぶさち子の泣き顔が浮かんでくる。
ちょっとした間で、その場がどんどん広がっていく。

鮮やか~。

暗い病院の窓や
岩にうずくまっている大亀や
いつまでも止むことのない太鼓の音に合わせて踊り続ける人々の姿や。

その本を見たことは無いけれど、
頭の中に絵本の情景が浮かんでくる。
絵の才があれば、そのまま描くところなのに。


北原さんの語りは、朗読、とひとくくりにできないと思う。
演技とも少し違うと思うのだが
そこに何かを観せる、彼女の中で料理された世界を観せる。
それがあまりに自然なので、それはそのまま北原さん自身なのではないかと錯覚しそうになるけれど、
違う場で違う声、違う表情を聴くと
幅が広いなぁと、ほんとうに驚く。
そのどれもが魅力的で。

北原さんの声は、本当に空気を震わせる楽器だ。
色々な色、顔、を持つ、幅のひろい楽器。

その音色に浸るのが嬉しくて、
また聴かせてもらおう!と思ってしまうのだ。



安房直子(あわ・なおこ)さんという名前、どこかで聞いたような聞かないような(^^;
この「誰も知らない時間」は、大人が味わうような綺麗な優しく切ない話。
安房さんの作品を朗読する活動をしている「安房直子朗読館」は、
近江竹生さんと鈴木火夫さんのお二人のユニットだそうだ。
東京、柏などで活動中とのことです。

10/4 斎藤ネコ・吉良知彦・小峰公子@晴れたら空に豆まいて [演劇・音楽・アート・パフォーマンス]

相変わらずアップが遅い(^^;

先週の土曜日、代官山でさいこーなライヴを体験した。

10/4 “微発酵 ~古酒(くーすー)入り~” @代官山 晴れたら空に豆まいて 18:30~

ネコさん、吉良さん、公子さん。
美味しい泡盛がたくさん用意されているお店。
天井に鳥の絵。空なのだ。
壁には伸びた豆。動物。
ステージはまるでどこかの和室のような。変わった障子だね、ぐらいの。
スピーカーにも豆の茎の絵。

始まる前にもう呑み始めて、今か今かと待つ。
この時間もまた心地よく、一人でうんとこリラックス。

そしてこの御三方の凄まじさ。
トークはまるで普段のおしゃべりで、リハしてないねってステージで打ち合わせしたり、ネコさんが譜面みながら首ひねってたり譜面無かったり。
それがひとたび曲が始まると、ピーンと緊張が走り、
それぞれの気合いと集中がどんどん高まって、
うねる嵐のような渦に巻き込まれる。
ああ、至福。
目の前で、生で、こういう営みを体験できることの。

そうそうは聴けないだろうようなすごいフレーズが、ネコさんの手の中から生まれてくる。
もうホントに鳥肌たちっぱなしの。
目の前で一心に弾きまくるネコさんを見ているだけで、もう胸躍り鼓動が早まり、かんどー!!
そこに、公子さんも吉良さんもどんどんテンション上がっていくし。

「全然まったりじゃない」と嘆くネコさん。「なんでこんなZABADAKみたいなのやるの」には爆笑。
そんな感じと、弾いている時の鬼気迫るネコさんのギャップが、なんだかすごく嬉しくて。

あ~すごいもの聴いちゃった観ちゃった…。


☆setlist(順番に自信なし)
1.僕のビー玉
2.マーブルスカイ
3.夜毎、神話がたどりつくところ
4.星ぬ浜
5.エニシダ(?)
6.桜
7.Wonderful Life
(休憩)
8.オハイオ殺人事件
9.双子の星
10.???
11.???
12.Still I'm fine
13.ブリザード・ミュージック
14.空ノ色

<アンコール>
15.収穫祭
16.EASY GOING


収穫祭はアンコールで最高潮の盛り上がる。ハンドクラップ、みんなぴったし合うなぁすごいなぁ。

またこの御三方のライヴ、聴きたいです~!!


あ、ZABADAKのアルバムは来年発売の予定。
タイトル付けに困っている吉良さん、だそうな。
きっとまた新アルバムのライヴがあるね。楽しみ~♪
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