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演劇という創りもの [演劇・音楽・アート・パフォーマンス]

舞台の上に、具象あるいは抽象的な場を設定して
現実にはいないかもしれない人を配して
こうはいかないだろうなストーリーに乗せて
最後にちゃんと劇場を出て現実に戻れるようにしてくれる。

そんな演劇の力を
やっぱり信じてる。

つじつまが合わなくても
それを観ている時間だけは
自分自身を解放して、思ったように感情を表わして
泣いたり笑ったり。

芝居を観慣れてない人には
そんなことがと信じられないかもしれないけれど
たしかに、観終わった後は
何かが洗われている。
自分の中にたまった澱(おり)が
流れゆく先を探して
静かに動きだしている。

総ての演劇にそういう力があるとまでは言わないけれど
大好きな舞台で
大好きな役者が輝いているのを観て
ありがとうと思える
そういう時間を持てたことを
感謝したい。

演劇は創りものだ。
フィクション。
現実の持つ衝撃、説得力、存在感に
もしかしたら劣るかもしれないが
でも、とんでもないパワーを見せつけてくれることもあるのだ。

演劇という創りものに
これからもきっと魅せられ、救われていくのだろう。

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岩合光明写真展@たばこと塩の博物館 [演劇・音楽・アート・パフォーマンス]

明後日までです。
行ったのは先週なのに今頃の記事ですみません。

展示は1階と4階。
4階には、岩合さんが世界で撮った動物たち。
クジラやホッキョクグマやペンギンやライオンや、いろんな大きかったり怖かったりする動物たちが
すぐそこに居るかのような近さで。
まるでカメラとか人間とか見えていないかのように、当たり前の様子をそのままに。

すごいのです。
今更何を言っているんだ、なんですが
やっぱりすごいのです。

みんな岩合さんを仲間と思っているのかしらん。
ちょっと姿形が違うだけの。

撮影中の岩合さんを写した写真も何枚かあって
その中に、車の中でカメラを持っている岩合さんの目の前に、
窓からヌッと顔を中に入れているクマが、というものがありました。
クマの好奇心とまるで警戒心のないそのしぐさと
その前でにこやかに「やあ」と言わんばかりの岩合さんと。

それでも、
写真には、厳しい自然の中で生き抜く迫力というか力を全面に見せている様子も写されていて。
は~。と、タメイキつきっぱなしでした。


そして1階には、イワゴーさんの猫写真。
もうこちらは、見ただけで心の中で「にゃ~」と言ってしまう。
こちらももちろん、イワゴーさんの前にあられもなく総てを見せてしまう猫たちがいるわけで。

何よりウフフだったのは
見ている人たちが、みんないい顔で笑っていて
1枚1枚の前で「わ~」とか「ふふっ」とか声をだして見入っていて。
その空間全体に、ふわっと優しい柔らかい空気が漂っていました。

楽しかった~。


これで入館料100円は安い!安過ぎる!(しかも私は友達の割引券で50円だった!)

2、3階ではたばこ&塩の歴史やら珍しい道具やら懐かしいものやらを見ることができます。
これだけでも楽しい。


土日に渋谷方面に行かれる方は、是非どうぞ!(^-^)


たばこと塩の博物館
開館時間:10時~18時(入館締切17時30分)
休館:月曜日(ただし、月曜日が休日・振替休日の場合は直後の平日)、年末年始(12月29日~1月3日)

岩合光明写真展1004.jpg
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1月に観たもの聴いたもの [演劇・音楽・アート・パフォーマンス]

何か書き忘れているものがあると思ったら、これでした。

とりあえず箇条書き。後でもしかしたら何か書き足すかもですが。


【舞台】
・『Blue is near water~水に佇む青~』 
 1/8(金) 17時 中野ウエストエンドスタジオ 

 大内さんと岡内さんはダンサーだっ!!

・『はじめての食卓』 むーとぴあ
 1/13(水) 14時 下北沢駅前劇場

 むっちゃんの笑顔が舞台を作る。


【ライヴ】
・SPANK PAGE  フリーライヴ
 1/9(土) 14時 渋谷KDDIデザイニングスタジオ

 今年最初のライヴがコレ!!
 音がすごくクリアに聴こえて、良い感じ。かっこいい~。

・樋口了一 ポストマンライヴ(フリー)
 1/11(月・祝) 15時 越谷レイクタウンmori 木の広場 

 懐(ふところ)を感じた。
 「Words Of Life」をここで聴けるとは。

・三村昌也 
 1/26(火) 19時30分 赤坂GRAFFITI

 やっぱり三村節~。酔う。
 今村さんとの二人LIPNITZ面白かった。


【映画】
・『すべては海になる』
 1/29(金) 新宿バルト9

 SPANK PAGEの「不器用な情景」が主題歌。でも、かなり後でやっとかかる。
 サトエリちゃんの浮遊感に浸れた。
 地味だけど、ちょっと味のある映画。




数が限られるので、厳選。
SPANKのライヴ(1/21、1.22)に行けなかったのが残念じゃ。

2月はさらに減りまする。

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ライヴ記録2009 [演劇・音楽・アート・パフォーマンス]

(「観劇」「観戦」というのに対し、ライヴはどう言えばいいのだろう?
このタイトルでは自分がライヴやってるみたいだし。「参加」でもおかしいし。
実は悩んでいます)


引き続き遡り記事です。

これも上の方が新しくなっています。

続きを読む


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観劇記録2009 [演劇・音楽・アート・パフォーマンス]

さらに遡ってしまいます。ごめんなさい。

今更な感もありですが
どこかに記録を残しておきたいので。

去年と同じく、直近のものの方が上です。

観たもの2009


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匠さんにつながる [演劇・音楽・アート・パフォーマンス]

石田匠さんのことです。

キャラメルボックスの劇中の曲を何度か歌われている、セクシー&ハスキー&ハイトーンヴォイスのお方。

で、
キャラメルで石田さんというと
ショーキチさんというキャラメルとは固いきずなで結ばれている(笑)方がいらっしゃるので、
必然的にこちらの石田さんは「匠さん」と呼ぶことになるのだけれど
私自身はそう呼べるほどしっかり聴いているわけでもなく、
熱烈なファンというわけでもなく、
というかむしろ、
キャラメルで歌われた『永遠の雨』の人、という認識の方が強い程度なんですが。

匠さん、ごめんなさい。



で。

くだくだと書いたのは、ほかでもなく。

その匠さんのお名前に、なぜかよく遭遇するんですよね。


LIPNITZの三村さんのライヴに行こうと思ったら
匠さんと一緒のイベントが見つかったり(MusicTreeという匠さんと三村さん企画のライヴイベント…vol.1しか行っていませんが)。

大好きなSPANK PAGEは、その昔(?)匠さんが後押ししていて、
このblogで知り合ったSPANKの強力なサポーターというべき人は、実は匠さんの大ファンで、SPANKにはまったきっかけも匠さんだったり。

記事にはしなかったけれど、先日近所であった三村さんのライヴに行ったら、
それを企画した人は、実は数年前にRicken'sという匠さんのユニットを聴いたことが音楽を始めるきっかけだったり。
(さらに、そのライヴの出演者はMusicTreeの会場である赤坂GRAFFITIと関係がある方々だったらしく)

匠さんとは全く違うところで知り合って、キャラメルやら音楽やら色々接点がある人が、実は匠さん大好きだったことが後になって判明したり。


…ん?


絡んでいる人はそんなに多くない?
私の行動半径が小さいだけ?(笑)


いやいやいや、でもね。


気になる人をたどっていったら
匠さんに行きついちゃった、という感じなんですよ。


あれ?また匠さん?なんかつながってるな~、と。


そういうのって、嬉しくなる。


色々なところで
それぞればらばらに知ったと思っていたものが
実はつながっていて、結構太いところでつながっていて、
それはつまり、私の感度がちゃんと働いている、ということかもしれないな
なんて思うわけです。


匠さんに、ちょっとありがとうと言いたい気分です。
何に感謝するのか分からないけれど、とにかくありがとうございます。


そんな匠さんのソロライヴを、実はまだ聴いたことがないんです。

匠さん、ごめんなさい。
もう既にここで何度もなれなれしく「匠さん」と呼んでしまって
それもごめんなさい。


いつかソロ(か、それに準ずるような)ライヴに行きますから。
はい、必ず。
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鈴木雄大USB@飯田橋ラムラ [演劇・音楽・アート・パフォーマンス]

10/30(金) 17:30  @飯田橋ラムラ 区境ホール


アポロを観たあと、飯田橋へ移動。
ラムラ区境ホールの階段席で、鈴木雄大USBを聴く。

USBは、雄大さん(vo、p、g)、吉池千秋さん(vo、b)、木村万作さん(vo、ds)の3人のユニットだそうです。

bassの吉池さんも座っていたので
3人が同じ高さで、フラットなあったかい感じのステージでした。
中でも、センターの吉池さんのにこにこ顔が、本当にほんわかと柔らかくて素敵で、
演奏中も、つい吉池さんの顔を見てしまいたくなりました。

3人のコーラスが良いです~♪
バランスが良くて、声がよく合って、コーラス(専門の)グループなの?と思いたくなる。

そういう時もあれば
雄大さんの張りのある声が会場いっぱいに広がる時もあり。

ここはショッピングビルの中にあるので
通り過ぎる人の靴音や、荷物を運ぶカートのがらがらという音なんかも混じったり
かなり「雑音」も入ってくるのですが
それらも巻き込んで、なんとなく「ボクら生きてますよ~」な感じのステージに仕上げてしまうのが
すごいところだなぁと感心してました。

9月に発売されたアルバム『君のシアワセ』の中から数曲。
(実はまだ持ってません、ごめんなさい(^^;)
タイトル・チューンの「君のシアワセ」や「New World Only One(だったかな?)」など
なんとなく自然の中を感じる曲が多いような。スケール感いっぱい。
MISIAに提供したという「飛び方を忘れた小さな鳥」は、いいな~。また聴きたいですな~。


今回は、こういうフリーライヴは(多分)初めての人と一緒に聴いたのだけれど
彼女の反応も上々でした。
終わった後どうだったかな~とどきどきだったんだけど
「よかったよ」という笑顔を見せてくれてホッと安心。


今なかなか夜のライヴに行けないので
こういう「おひる」の機会があると
ホント嬉しいです♪

吉池さんの本当にあったかいニコニコのお顔が、また見たい!
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シアタープロジェクト☆アポロ『天国の鍵、返します』 [演劇・音楽・アート・パフォーマンス]

10/30(金)14時開演 @中野ウエストエンドスタジオ

2年半ぶりのアポロ公演。
あやうくウエストエンドの前を通り過ぎて、迷子になるところだった。

今回は、「事件」の要素は薄まって
ちょっと社会的なテーマ。

でも、やっぱり変わらず熱いアポロだ。


受験に失敗して自殺した若者が、行きついたところは
天国と地上の間。若者はそこで、3人の自殺者に逢う。
何もないその場所で、何十年も何もすることがなく過ごしていたという。
と、彼ら4人の前に神が現れ、
地上で自殺しようとする人を救うという使命を、彼らに与える。
決められた人数だけ救えたら、天国へ行けるという条件で。
その数は47人。期限は49日。
さて、果たして彼らは使命を果たして、天国へ行けるのか…。


細かいところを言えば「?」なところもあるし、
設定とかこれでいいの?なところもあるし、
もう少し照明や音楽やセットを…なところもあるし、
言いだせばあれこれ挙がってくるのだけれど、
でも、そこが変わらないアポロらしさなのかしらんと思ったりもし。

正直に言えば、すごく巧い劇団じゃあない。
どちらかと言えば、一生懸命さの方が際立ってしまうのがアポロなのだけれど、
今回は、内容とうまく合って、その泥臭さがすんなり入ってきたように思う。


思えば、初めてアポロを観たのが
『俺たちに明日はある~again~』だったのだけれど
あの作品とどこか通じるような気がする。
自分が何をすればいいのか分からなくなって自分の価値を見失って、
行き場をなくしてしまった人たちが
再び何かを目指して走ることができるようになるまで。
その過程の葛藤や、周囲の人たちとの触れ合い関わり合い、その中で
次第次第に強く力を得ていくストーリー。

派手さは無くても、気持ちが先行していても
そこからストレートにまっすぐにぶつけられる気持ちのバクダン。
それに強烈に魅せられた。
『俺たち~』のクライマックスで、
本当に汗だくで走って、必死の形相でゴールを目指す彼らの姿を見て
ああ、こりゃたまらんなと思ったのだった。

不器用な集団だけれど、信じられる。


今回の中心は、杉山英一郎さんで、これも『俺たち~』と同じ。
杉山さん、変わらぬピュアな自然さが光っていて
でも細やかさは増していて、やっぱり中心になれる存在。
他の舞台などへも出演されているのだろうか。
アポロ以外ではどんな顔をされるのか、ちょっと観てみたい。


加藤順子さんは、多分以前の公演でも客演されていた方だと思うのだけれど
こういう安心して役を任せられる方が多くゲストで固めていてくれると
安定感が出てくる。
今回ゲストの方たちの年齢層の幅があったことも、よかった要素だったような。


そして、他の舞台でもいつも色々な役どころを見せてくれる高橋美津子さんなのだけれど、
今回の役は、それにもましてオドロキ!(笑)
(もう公演終わっているのでネタバレしちゃうけれど)なんと、胡散臭いインチキ宗教の大僧正様!
(もう~~、あんなべっぴんさんを、なんてキャステイングするんだ、ボス!)
奇声をあげて倒れたり、髪振り乱したり、怪しさ全開でした。
でも、その中でも、やっぱり声がいい。美津子さんの声のツヤは、どこでも耳にしっかり届く。


「一年に一回公演」という沙織さんの言葉を信じて、また来年アポロの熱さに逢いたいと思う。
今回は体調不良で八木さんが、怪我で須崎さんが降板されていて、とても残念だった。
やっぱりそのあたりのメンツが揃ってアポロでしょう。
次回は是非フルメンバーで!




[データ]
  場所   中野ウエストエンドスタジオ
  日時   2009年10月30日(金)14時00分
  席    自由席 2列目上手寄り
  作・演出 奥田武士
  キャスト 岩間沙織
       出口彰紀
       杉山英一郎
       奥田武士
       大仁田寛
       小倉昌明
       高橋美津子
       加藤順子
       冨永敬太
       宮本貴啓
       花島龍彦
       矢野恵 
       彩畠山
        
        
        
        
        
        

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セプテンバーコンサート [演劇・音楽・アート・パフォーマンス]

セプコン09-2.jpg

去年鈴木雄大さんのHPで「セプテンバーコンサート」という名前を知り、
今年は一箇所に、初めて聴きに行くことができました。


セプテンバーコンサートに行こう(続きを読む)


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『らしさのありか』ヘビロテ中 [演劇・音楽・アート・パフォーマンス]

19日に発売されたSPANK PAGEのメジャー1stアルバム
『らしさのありか』

ただいま鳴っております。


SPANK~♪(続きを読む)


タグ:SPANK PAGE
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